製品調査

ダイニチのコーヒー豆焙煎機(MR-SVF60B)を旧型と比較

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この記事がおすすめな人
  • コーヒー豆の焙煎に興味がある人
  • ダイニチ工業のコーヒー豆焙煎機MR-F60Aを使用している人
  • コーヒーが好きな人

 僕はダイニチ工業のコーヒー豆焙煎機MR-F60Aを毎週使用しています。

 ダイニチ工業は石油ファンヒーターなどの家電が有名ですが、実は「カフェプロ」というコーヒ事業のブランドを立ち上げており、コーヒ事業に力を入れている企業です。

 コーヒー豆の焙煎を自分で行うと下記のようなメリットがあります。

  • 好きなコーヒー豆を好きなように焙煎度にすることができます。
  • コーヒー豆を生豆で購入するため安価に入手することができます。
  • 焙煎という過程を家庭で楽しむことができます。

 僕が使用しているMR-F60Aの新型MR-SVF60Bが発売されたのでどのような製品なのかを調べ、、MR-F60Aと比較をしながらまとめました。

 MR-SVF60BMR-F60Aと同じく手軽で使いやすいコンパクトな製品でありながら、温度制御や焙煎レベルの選択について機能が向上しています。

MR-SVF60Bについて

有名バリスタが監修

 MR-SVF60Bバリスタの小野光氏が監修をしています。MR-F60Aはバリスタが監修していなかったので、ダイニチ工業のこだわりが伺えます。

小野光氏について

 小野氏は「Brewman Tokyo(ブリューマントーキョー)」(東京)のオーナーで、コーヒー抽出の国内競技界「Japan Brewers Cup2022」※1で優勝した腕前を持つバリスタです。

 小野氏はオーストラリアで本格的にコーヒーについて学び、過去には台湾でコーヒー店を営むなど国の垣根を越えて活動をしています。※2

※1 ORIGAMI:https://origami-kai.com/blogs/special-feature/brewman_tokyo?srsltid=AfmBOorhyUBkSUvhDIiPTS1gmNfmSsY-NSxig9zRsMpVGOZmEjJCBwse

※2 (一社)日本スペシャルティコーヒー協会:https://scaj.org/activity/competitions/jbrc/jbrc-overview

MR-SVF60BとMR-F60Aの比較

比較一覧表

 MR-SVF60BMR-F60Aについて基本的な仕様の比較一覧表を下記にまとめます。

項目MR-F60AMR-SVF60B
方式熱風式熱風式
焙煎レベル5段階7段階+エスプレッソ
生豆投入量60 g60 g
焙煎時間約25分約16~25分
サイズH:280 mm
W:241 mm
D:186 mm
H:280 mm
W:241 mm
D:186 mm
質量2.3 kg2.3kg
参考価格34,760円39,820円

 MR-SVF60BMR-F60Aはサイズなどの基本的な仕様は同じであることがわかります。

 MR-F60Aのレビュー記事を書いていますので、MR-SVF60Bの購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。

 MR-SVF60Bでは下記2点の性能が上がっており、よりおいしく自分好み焙煎をすることができるようになっています。

温度制御がより緻密に

 ダイニチ工業は石油ヒーターやハイブリッド型加湿器など熱を扱う製品を得意とする企業です。この焙煎機も熱の制御にこだわりが見えます。

 もともと2つの温度センサーで緻密に温度管理をしている製品です。

 さらに熱の制御が改良され、焙煎温度に至るまでの温度上昇の速度を、バリスタの小野氏の理想とする昇温カーブに近づけて制御しています。

 この温度制御により浅煎りは多彩な味を楽しむことができ、深煎りは雑味のない味を楽しむことができるようになっています。

選べる7種+1種のモード

 5段階だった焙煎レベルが7段階に増えて選択の幅が増えています。さらにエスプレッソモードがあるので、計7種類の焙煎具合を選択することができます。

 自分で焙煎をするメリットのひとつが好きなコーヒー豆を好きなように焙煎できることなので、焙煎の選択肢が増えることによって、自分で焙煎をするメリットを感じやすくなります。

価格差は約5,000円

 このように魅力的な性能アップがされているのですが、 MR-SVF60BMR-F60Aと比べて価格が約5,000円上がっています

 もしかすると、今後MR-F60Aが廃番になってしまうのかもしれませんが、現状は選択して購入することができます。

 この価格差でバリスタが行っている温度管理に近い温度制御を行い、選択肢豊富な焙煎レベルが手に入るのは魅力的に感じます。

 価格差と性能を天秤にかけながら旧型と新型のどちらが良いか考えてみてください。

まとめ

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 新しく発売されたダイニチ工業のコーヒー豆焙煎機MR-SVF60Bについて、旧型のMR-F60Aと比較しながらご紹介しました。

 MR-SVF60BMR-F60Aと同じく手軽で使いやすいコンパクトな製品でありながら、バリスタが監修で緻密な温度管理を行いつつ、焙煎レベルの選択肢が増えています。

 自宅での焙煎を考えている方は、MR-SVF60Bの購入も検討してみてください。自宅でこだわりの焙煎が手軽にできること間違いなしです。

 気になった方は製品の購入ページを見てみてください。

 手軽にコーヒーを楽しみたい方には、コーヒー豆を挽くところから抽出までしてくれる全自動式のコーヒーメーカーもおすすめです。こちらの記事も良かったらご覧ください。

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