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アイリスオーヤマの小型除湿機をレビュー|AJ-C48A-W

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この記事について

  • アイリスオーヤマの(AJ-C48A-W)を実際に使用している目線からレビュー
  • 実力値を実際に計測
  • 写真を多く使用しているため、使用感を確認したい方におすすめ
  • 実際に計測を行い、性能を確認したい方におすすめ

 部屋の湿度が高くなると、健康面や快適性に影響を与えます。詳細はこちらの記事で解説しています。

 また、高湿度では洗濯物の室内干しが乾きにくくなり、生乾き臭の原因にもなります。

 様々な対策方法がありますが、除湿機を使用することがひとつの解決方法です。

 AJ-C48A-Wは小型で小さい部屋に置いても圧迫感がなく、脱衣所などの湿度をコントロールするのに向いています。

 また、4.8 L/日とパワフルな除湿力があり、ルーバーを自動で動かして乾燥した空気を広げることができるため、居室など、ひとまわり大きな部屋でもエアコンと併用しながら十分使用できます。

  • コンパクト
  • 省電力でパワフルな除湿力
  • タンクが背面にあり、スタイリッシュ
  • 比較的音が静か
  • ルーバーが動く
  • 冬場に除湿能力が落ちる
  • タンクが背面にあり、設置場所に注意が必要
  • 除湿運転で湿度制御が停止すると送風も停止する。

 除湿力は4.8 L/日と十分ですが、タンクが小さいためフルパワーで運転するとタンクの水を捨てる手間がかかります。

 タンクは背面についているのですが、水が溜まっている量が見にくかったり、壁に近づけると交換するときに除湿機を移動しないといけないことが気になります。

 実際に製品の性能を計測した結果と合わせて、使用感についてレビューします。

 大学院で機械工学について勉強してきた知見を活かして、家電などの仕組みや性能について解説しています。

 家電の仕組みを知ることにより、みなさんがぴったりの製品を選ぶお手伝いをします。

 理系でなくてもわかるような、客観的でわかりやすい記事を心がけています。

 筆者やこのブログについての詳細はこちら

AJ-C48A-Wの主な仕様

仕様一覧表

AJ-C48A-Wの外観
AJ-C48A-Wの外観
項目カタログ値 50 Hz実測値 50 Hz※1
定格140W
寸法W:244✕D:191✕H:368 cm
質量7.3 kg
除湿能力※23.7 L/日(60Hz:4.8 L)4.5L/日
除湿目安木造4.5畳(60Hz:木造6畳)
水タンク容量1.8 L
風量調整弱・強弱:2.5 m/s
強:3.3 m/s
湿度設定40%〜70%(10%間隔)
作動音50.9 dB(直近)
参考価格14,747円

※1:右の欄は僕が実際に計測した結果を記載しています。

※2:カタログ値は温度:27℃、湿度:60%のとき

AJ-C48A-Wはコンプレッサー式の除湿機

 除湿機には、コンプレッサー式デシカント式、それらを合わせたハイブリッド式などの種類があります。

 AJ-C48A-Wはコンプレッサー式という種類の除湿機です。

 コンプレッサー式は温度差によって除湿を行っているため、室温が高いほうが除湿性能が高くなります。逆に、冬場のように室温が低いと温度差が小さくなるので、除湿機能が低くなります

 そのため、夏場のじめじめした湿気を解決するにはコンプレッサー式が向いています

 除湿機の仕組みについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

AJ-C48A-Wを実際に使用したレビュー

外観

AJ-C48A-Wを正面から見た様子
正面

 この除湿機の外観の大きな特徴は、タンクが背面にあることです。

 多くの除湿機は正面にタンクがついており、いかにも「除湿機」という感じがするのですが、この除湿機はタンクが背面にあるため、正面からみると「すっきり」して見えます。

AJ-C48A-Wを背面から見た様子
背面

 タンクには水がどれだけ溜まったかを確認できる窓があるのですが、タンクが背面についているため、後ろからしか水位を確認することができません

 個人的には上部のディスプレイでも確認できれば便利だとに感じています。

 ただ、タンクが満水になると自動で運転が停止し、満水の表示がディスプレイに表示されるので、こぼれることはないので安心して使用できます。

操作部分と基本動作

AJ-C48A-Wを上部から見た様子
表示部と吹き出し口

 ボタンは図と日本語で記載されており、除湿器自体がシンプルな機能であることもあって、説明書を読まなくても直感的にわかりやすくなっています

 タッチ式のボタンになっており、個人的には押した感じがしないので少し気になります。

 ただ、押したときには音が鳴って押したことが確認できますし、機構的な故障が少なく長く使うことができます。

 実際に、押した感覚があるスイッチを使用している「山善/EDC-H60」は2年ほどでスイッチが故障してしまいました。

 現在の湿度が5%刻みでディスプレイに表示されており、10%刻みで目標湿度を設定することができます。

 目標湿度を設定した場合、湿度が低くなると動作が完全に止まり、湿度が下がりすぎたり、必要以上に電気を使用することを防ぎます。

 ふたのような「ルーバー」と呼ばれる部分を自動で動かすことができ、風の方向を変えながら運転することができます。

 コンパクトな除湿機ではルーバーを自動で動かせないことが多いので、AJ-C48A-Wの特徴のひとつです。

タンク

 タンクは違和感なく取り外すことができますが、外すときに水がこぼれやすい点は気になります。

 タンク容量は1.8 Lと、除湿能力3.7 L/日(50 Hz)と比較して少なく感じますが、湿度設定をして使用している経験では少ないと感じることはありません。

 ただ、背面にタンクがついている分、壁に近づけて除湿機を設置していると、水を捨てるたびに除湿機を動かすことになるのが気になります。

AJ-C48A-Wの性能を実測

 仕様として性能の値は発表されていますが、実際に使用したときにどれくらいの性能が出るかを検証しました。

除湿能力

 実際に1時間でどのくらい除湿できるかを8帖の部屋で計測しました。

 検証時の湿度と室温は下記のグラフのとおりです。

 湿度設定をせずに、風量を強に設定して1時間運転しました。除湿量はタンクに溜まった水の重さを計測し、1 gを1 mLとしました。

 結果は188mL/hとなり、1日に換算すると約4.5L/日です。

 仕様の3.7 L/日よりおおきくなり、カタログ値の能力が発揮されたことが確認できました。

 今回の環境では湿度が60%を上回っているため、有利な環境になっていることが上回った原因として考えられます。

 グラフを見ると、67%あった湿度が60%まで下がっており、部屋が除湿されていることが確認できます。

 一方で室温は上昇しています。

【補足】除湿機は湿度を下げて過ごしやすい環境を作るための装置なので、部屋の温度を下げる機能はありません。

 夏場に湿度が下がると、汗が蒸発しやすくなるので涼しく感じやすいという効果があります。

※検証結果ですので、実際に使用した場合と結果が異なる可能性があります。

風速

 除湿機の吹き出し口の風速を風速計で計測すると、風速は弱が2.5 m/s、強が3.3 m/sとなりました。

 我が家のサーキュレータの弱運転が3.3 m/sなので、部屋の空気が十分に循環する風速があると考えられます。

作動音

騒音計でAJ-C48A-Wを計測する様子
作動音計測の様子

 作動音は除湿機直近で50.9 dBでした。除湿運転中はコンプレッサーの作動音や風を送るファンの音がします。

 僕が普段使用している他社の除湿機(山善/YDC-J03)よりも静かに感じられ、計測結果も小さくなりました。

 普段使用する分には特に気になりませんが、寝室などの静かな環境では気になるようなレベルです。

 仕組み的に作動音はデシカント式の除湿機のほうが静かであり、上位モデルでは静音設計のコンプレッサー式除湿器がありますが、コンパクトな除湿機としては十分小さいと思います。

 除湿運転が終わると動作が止まるので、音はしなくなります。

まとめ

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 コンパクトで使いやすいアイリスオーヤマの除湿機(AJ-C48A-W)についてご紹介しました。

 コンパクトなので、脱衣所などの狭い部屋においても圧迫感なく除湿ができます。

 ぜひ、脱衣所などの湿度対策に役立ててください。

 この記事が皆さんの参考になるとうれしいです。

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