僕の音楽史(前編)

音楽

はじめに

 ずっと続いている趣味といえば音楽鑑賞ぐらいのため、音楽についてもこのブログで記載していきたいと思っている。この記事では、自己紹介として僕の音楽史を記載しようと思う。共感してくれたり、追体験してくたり、新しい音楽と出会う人がいると嬉しい。記事が長くなってしまうので、2部構成とする。

 個人的な意見を書いているが、ご容赦いただきたい。

音楽との出会い

 日本に生まれて生活をしていれば、あらゆる場面で音楽と出会っている。テレビを見ていれば音楽番組があるし、CMでも音楽は流れている。お店やテーマパークに行けばBGMが鳴っており、幼稚園や学校では歌を歌う機会もあれば流行りの音楽について話すこともある。音楽との出会いは至る所にあるのだが、僕の音楽との出会いとして中学生時代について話そうと思う。

 僕は中学生になったタイミングで4畳半の部屋を与えられた。それと同時にCDプレイヤーを買ってもらった。聞いていたのは、車の中で流れていたスピッツや山崎まさよしを聞いていた。当時は音楽にこだわりはなく、聞きなじみのある歌を家の棚から選んで聞いていた。自分の部屋で音楽を聴いていることが大人になった気がして嬉しかったことを覚えている。

当時聞いていた音楽

  • スパイダー/スピッツ:スピッツは有名な曲が多いが、この曲が最も耳に残っていて聴いていて気持ちが良かった。他には「青い車」が好きだった。有名な歌だと「楓」を聴いていた。
  • ADDRESS/山崎まさよし:サビの”のびやか”な歌声が好きでよく聞いていた。この曲が出る前は有名な「One more time one more chance」や「セロリ」を聞いていた。また、山崎まさよしが参加している福耳の曲も聞いていた。
  • Progress/スガシカオ:高校受験に向けて勉強しているときによく聴いていた。いま改めて歌詞を見ても、自分を奮い立たせるような歌詞で頑張る場面にマッチしている曲だと思う。受験には失敗したが。

好きな音楽を探し求めて 

 高校生になっても、まだ”これだ”という音楽には出会えていなかった。ある日、ふと本屋でROCKIN’ON JAPANという音楽雑誌を買った。たまたまフェスの特集号で多くのバンドとライブのレビューが載っていた。この日から、雑誌を見てはYOUTUBEで曲を聴き、気に入ったらTUTAYAでCDを借りるという日々となった。

このときに出会った曲

  • アルクアラウンド/サカナクション:サカナクションはエレクトリックで不思議な感じが気に入って聴いていた。
  • 神々LOOKS YOU/Base Ball Bear:ベボベは男性ボーカルと女性コーラスの響きが好きでよく聞いていた。
  • 夜明けのBEAT/フジファブリック:この曲は序盤のギターリフがかっこよかった。そこから歌が始まるとフジファブリック独特の世界観に没入する感じがありよく聴いていた。「環状7号線」や「銀河」も僕としてはフジファブリックらしさを感じて好きな歌だった。社会人になって環状7号線をよく使う時期があり、感慨深かった。

 他にもいろいろ聞いており、音楽のシャワーを浴びていろんなジャンルに触れていた。この時期に特に気に入っていたのがGO!GO!7188だった。マイペースなパンクロックできれいごとだけではないダークな感じが好きだった。

  • C7:出だしから勢いがあってわくわくした。3ピースらしさが詰まっているように感じ、ギター、ベース、ドラムのバランスが良く聴いていて気持ちが良い。サビのコーラスも聞き心地が良い
  • 神様のヒマ潰し:恋愛ソングといえば「こいのうた」だと思うが、この曲も名曲だと思う。
  • 考え事:スローテンポで進むが、ミステリアスな雰囲気があり癖になる。
  • スパイダー:スピッツのカバーだが、GO!GO!7188の色が出ていて「カバー曲もいいな」と初めて思った曲。GO!GO!7188はカバーがうまいと思っていて、「心の旅」などカバー曲も聴いてほしい。

ついに見つかった好きなバンド

 そして、テレビを見ていた時に僕の音楽史上最も大きな衝撃があった。ガムのCMだったが、ゆったりとしているが迫力のある音楽に心を打たれた。すぐにMVを見たが、冷たいコンクリートの壁が立ちはだかるような圧倒的な存在感を感じ、映像に映るメンバーのムーンウォークが独特の雰囲気を醸し出す東京事変の「能動的三分間」だった。

 すぐに「大人」というアルバムを借りて聞いた。「秘密」の気分が上がるドラムから「雪国」の歌声が途切れるまで、歌詞カードを見ながら聴き入った。曲と曲がつながり、アルバムを通して壮大さを感じ、CDが巻き戻る音がするまで世界観に引き込まれた。1周目は曲を聴いたが、2周目からは各パートを集中しながら聞いた。どのパートも魅力的であり、衝撃的だった。

 大学に入ると東京事変が解散するのだが、その日まで夢中で聞き続けた。書き出すときりがないのだが、印象的な曲を数曲リストアップする。

  • 群青日和:東京事変のデビュー曲であり名曲。ロックで熱量を感じる曲で疾走感があって気分が上がる。
  • スーパースター:前に進む力を与えてくれる曲。後半にかけて盛り上がっていき高揚感がある。
  • 透明人間:とてもかわいらしい感じで耳に残る。ライブの最後で歌われることが多かった曲。
  • ピノキオ:のびやかな曲でありながら、迫力がある曲。
  • 閃光少女:スピード感があり高揚感がある曲。ライブではギター3本の編成になるため視覚的にも疾走感を感じる。
  • キラーチューン:ポップな曲調で明るい気持ちになる。曲中に各楽器のソロパートがありかっこいい。特にギターソロは早くてかっこいい。

まとめ

 音楽について書きはじめてみると書きたいことがたくさん出てくるため省略した部分も多々ある。曲の紹介については拙い部分もあり、聴きなおしながら更新していく予定だ。簡単に書いたが、共感をしてもらえたり、新しい音楽と出会いがあったらうれしい。後半もぜひ。

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