シロカの「カフェばこPRO(SC-6C251)」を1年半ほど使用しています。僕はコーヒーが好きで、家にいるときはもちろん、会社にも水筒にコーヒーを入れて持って行っているので、ほぼ毎日使用しています。おすすめポイントや実際の使用感についてレビューします。
全自動式のコーヒーメーカーがあると手軽に挽きたてのコーヒーが飲めるのでちょっとした贅沢ができます。全自動式のコーヒーメーカーであるカフェばこPROについてご紹介します。
カフェばこPROは自動計測機能がついているので、ボタン一つでお好みのコーヒーを淹れることができます。
コーヒーメーカーがある生活
コーヒーが好きな人であれば、朝起きた時、リフレッシュしたいとき、おやつやデザートを食べるときなどコーヒーが飲みたくなるときがあると思います。全自動式コーヒーメーカーがあれば、家から出ることなくできたてのコーヒーを飲むことができます。
また、こだわりがある方なら自分好みのコーヒーが飲みたいはずです。「カフェばこPRO」なら無段階でお気に入りのコーヒー豆の挽き具合を選択できますし、抽出するお湯の温度も2種類から選ぶことができます。何よりも、挽きたてのコーヒー豆を使用した香りが良いコーヒーを手軽に飲めます。
カフェばこPROを購入した経緯
以前は「カフェばこ」を使用していました。「カフェばこ」も良い製品で毎日使用していました。「カフェばこ」はステンレスフィルターなので、深い味のおいしいコーヒーが入れられるのですが、僕にとっては掃除が少し面倒でした。
そんな時に「カフェばこPRO」発売の情報がありました。「カフェばこPRO」は紙フィルターなので、掃除が比較的楽になると思い購入しました。
シロカの全自動コーヒーメーカーはニーズに合わせて多くのラインアップが用意されています。
カフェばこPROの主な仕様、ラインナップの違い
- 消費電力:750 W
- 寸法:幅16.6×奥行27.3×高さ42.1cm
- 重量:4.1 kg
- 参考価格:29,700円
カフェばこPROには現在3つのラインナップが用意されています。それぞれ、デカフェ機能の有無、メッシュフィルターの付属、サーバーの種類が異なっています。SC-6C271は少し価格が高くなっています。
それぞれの違いを下表に示します。
比較項目 | SC-6C251 | CM-6C261 | SC-6C271 |
デカフェ機能 | 〇あり | ×なし | 〇あり |
メッシュフィルター | ×別売 | 〇付属 | ×別売 |
サーバー | ガラス | ガラス | 真空ステンレス |
カフェばこPROの特徴
カフェばこPROのポイントについてご紹介します。
- 自動計測
- 紙フィルター
- じかマグ
- タイマー機能
- コーン式ミル
自動計測
自動計測なので、コーヒー豆と水を細かく測る必要はありません。全自動のコーヒーメーカーでも、豆と水の両方を自動で計測できる製品は少ないので、自動計測はこの製品の強みです。ボタン一つで手軽にこだわりの一杯を淹れることができます。
コーヒー豆はホッパーに200 gセットすることができるので、こまめに豆を追加する必要はありません。毎日コーヒーを飲む人であれば1~2週間で使い切るので、コーヒー豆の風味を損なわずに飲むことができます。
コーヒー豆は時間の経過とともに風味が落ちるので、ホッパーに入れる量はコーヒーを飲む頻度に合わせて調節しましょう。
水は120 mLで6杯分入れておくことができます。衛生面の理由から水道水を使ってください。また、一定時間が経過すると水を換えるように促してくれる機能もあります。
気になる点
水を換えるように促してくれる機能は良いのですが、水を換えていても一定時間が経過すると警告が出ます。
タンクの離脱を検知して、水を換えるためのタイマーがリセットされるとなお良いと思います。
紙フィルター
経緯でも記載しましたが、「カフェばこ」はステンレスフィルターです。ステンレスフィルターはコーヒー豆の油分まで抽出されるため深い味のコーヒーになります。ただ、コーヒー豆が残ったステンレスフィルターを掃除する必要があります。
この作業が僕にとっては面倒だったのと、取り除ききれなかったコーヒー豆が排水溝のごみ受けに溜まるのが面倒でした。コーヒー豆は細かいので使用していたご見受けカバーを通過して排水溝が詰まることがありました。。
それに対して、カフェばこPROは紙フィルターです。(別途、ステンレスフィルターも用意されています。)ステンレスフィルターと比較してすっきりしたコーヒーになります。抽出し終わったコーヒー豆はフィルターと一緒に捨てることができます。

じかマグ
サーバーを経由せずに、直接マグカップに注げる「じかマグ」という機能があります。洗い物が少なくなって意外と便利です。僕は家で飲むコーヒーは基本じかマグでいれています。
じかマグには注意点があります。じかマグを使用する際にバスケットについているレバーをじかマグ側に切り替えます。じかマグを選択するとレバーを切り替えるように注意文が表示されます。

気になる点
バスケットの底に弁があり、サーバーによって弁が開く構造のようです。じかマグはサーバーを使用しないので、このレバーによって弁を開けているのだと思います。
そのため、このレバーをじかマグ側に入れないとバスケット内にお湯がたまります。溢れることはないのですが、コーヒーが台無しになってしまいます。
僕は常に、じかマグ側にレバーを入れているのですが、そうするとサーバーが固定されずに、豆を挽いているときにサーバーがずれてエラーになってしまいます。サーバーを手で抑え込めば動くのですが、想定された動作ではないので保証はできません。
また、じかマグは180 mLしか入れられません。サーバーでも最少は180 mLなのですが、コーヒーを少し飲みたいときに120 mLも選択できるとさらに便利になると思います。
タイマー機能
任意の時間にタイマーをセットしておけば、指定した時間に自動で運転をします。朝などの時間がないときに手間なくコーヒーを飲むことができます。
気になる点
僕の購入した製品は時計が狂いやすく、時間がどんどん進んでいきます。そのため、同じ設定で使用していると運転する時間が早くなっていきます。個体差があるのかもしれませんが、気になる点です。
コーン式ミル
コーン式ミルを使用しているので、豆を挽くときに豆へ熱が加わりにくく、コーヒーの風味を損なわずに豆を挽くことができます。
カフェばこPROを実際に使用する様子
それでは、実際に使用する様子をお伝えします。
コーヒー豆の挽き具合は、上部の目盛りで1~5の間を無段階に選択できます。僕は3ぐらいで挽いています。

バスケットにフィルターをリングで挟み込むように設置します。はじめは少し時間がかかりましたが、慣れればストレスなく設置することができます。

背面にあるタンクに水を入れます。容器で水を汲んで入れても良いですし、タンクが外せるので直接水を入れることもできます。一定期間ごとに運転時に水替えのサインが出ます。僕は毎日水を変えています。

今回はじかマグ機能を使用しますので、マグカップを置きます。サーバーを使用する際はサーバーを設置します。

スタートボタンを押します。設定ですが、お湯の温度は低温、豆の量は多めの5に設定しています。豆を挽くのでコーヒー豆のマークが表示されています。
初期設定では味が薄く感じましたので、豆の量を増やして、コーヒー豆の挽き具合を細かめに設定しました。お好みの設定を探してみてください。

運転するとコーヒー豆を挽きます。作動音は80 db程度で、そんなに長い時間ではないのであまり気になりません。30秒蒸らしたのちにコーヒーが注がれていきます。
Q&A
みなさんが疑問に思っているのではないかということについて僕なりにコメントします。
質問:味は薄いの?

僕は初期設定では薄く感じました。豆の量、コーヒ豆の挽き方、抽出温度が調整できるので、お好みの設定を探してみてください。もちろん、使用するコーヒー豆によっても味が変わります。濃い味が好きな方におすすめのコーヒー豆を紹介します。
質問:おすすめの設定は?

僕の設定をご紹介します。モカが好きなので濃いめに設定しています。
- 豆の挽き時間:5(最大)
- 豆の挽き方2~3(中間)
- 抽出温度:低温(深煎りの豆を使用しています)
ペーパーフィルターは何を使用したらいいの?

ペーパーフィルターは「102」を使用しています。僕が使用しているコーヒーフィルターをご紹介します。
カフェばこPRO以外のコーヒーメーカーについて
シロカ以外にも様々なメーカーが全自動のコーヒーメーカーを出しています。思いついたものを記載してみます。
- ツインバード:コーヒーのプロが監修をしています。
- パナソニック:沸騰による浄水機能が付いています。新型はミルの洗浄機能があります。
- デロンギ:エスプレッソがいれられる。(カフェばこはドリップ式です。)
各社特徴があるので調べてみると面白いです。まとめた記事も書いていますので、よかったらご覧ください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
カフェばこPROを使用し始めてから1年半ほど、ほぼ毎日使用しているのですが、故障もなく、おすすめできる製品です。
自動計測機能なので、1杯ごとにコーヒー豆と水を調整する必要がありません。ボタン一つでコーヒーを淹れることができます。マグカップに直接注ぐこともできます。
気になる点としては、ミルの自動洗浄機能がついていない点が挙げられます。ミルは定期的に手作業でコーヒーのかすを落とす必要があります。
是非いれたてのコーヒーで素敵な日を過ごしてみてください。
コーヒー豆焙煎機についてもレビューしましたのでよかったらご覧ください。豆の焙煎が楽にできてこだわりの一杯が手軽に味わえます。
この記事がみなさんの参考になるとうれしいです。
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