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象印のスチーム式加湿器と類似品を徹底比較!おすすめ5機種

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 冬になると空気が乾燥するので、インフルエンザなどの感染症の流行が気になったり、肌が乾燥したりと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 部屋の乾燥対策は様々な方法がありますが、加湿器を使用することで部屋の湿度を効率的に上げることができます。

 様々な加湿器が販売されていますが、象印のスチーム式加湿器は有名でSNSでも見かけます

 目的や好みによって最適な加湿器があるので、同じくスチーム式加湿器で同じような性能を持った、おすすめの加湿器についても紹介します。

 性能を比較して、加湿器の特徴を細かくまとめました。

 あなたにピッタリの1台を一緒に探しましょう。

 ※2025/12/20時点で多くの製品の在庫が少なくなっています。この記事のリンク先も含めて適正価格であることを確認してください。

スチーム式加湿器はどんな加湿器?

 加湿器といっても、仕組みによって様々な特徴があります。

 スチーム式加湿器は「加熱式加湿器」とも呼ばれます。水を加熱して気化させて、空気中の水分量を増やす仕組みです。

 イメージとしては、鍋の水を温めると約100℃で沸騰します。沸騰というのは激しい気化なので、水が大量に気体である水蒸気に変わっていきます。

 しばらくすると、鍋の水が減っているのですが、これは水が水蒸気に変わって空気と混ざっているからなんです。

 このような仕組みの「スチーム式加湿器」には次のような特徴があります。

メリット
  • 水を約100℃まで加熱しているので、殺菌効果があり衛生的。
  • 水を加熱しているので、冬場でも室温が下がりにくい。
  • 水を沸騰させて激しく気化させているので、短時間で湿度を上げられる。
デメリット
  • 水を沸騰させるために多くの電力が必要なため、電気代が高くなる傾向がある。
  • 水が沸騰するまでに時間がかかるので、加湿し始めるのに時間がかかる。
  • 水道水に含まれているカルキが白く固まることがある。

 他の仕組みの加湿器と比べて、衛生的なことが大きな特徴です。一方で、多くの熱を必要とするので、電気代がかかることがデメリットです。

 また、メンテナンスをさぼると、水道水に含まれているカルキが白く固まってしまい、加湿の効率が悪くなってしまいます。

 僕も実際にスチーム式の加湿器を使用していて、カルキが白く固まってしまったことがあります。カルキが溜まってしまうと、カルキの除去は結構大変です。

 ただ、最近ではクエン酸による洗浄モードが搭載されていたり、掃除しやすいように広口になっていたりと、メンテナンスも行いやすくなっています。

 これらの特徴から、スチーム式加湿器は、子供がいたり、体調が悪かったりと、衛生面を気にする方にはぴったりの加湿器の種類です。

 今回ご紹介する三菱重工サーマルシステムズの(SHE60)だけは、もう一工夫された「スチームファン蒸発式加湿器」です。この加湿器の特徴を紹介する章で詳しく解説します。

↓加湿器の種類と仕組みについて確認↓

スチーム式加湿器を一覧表で比較

 おすすめのスチーム式加湿器について、性能を一覧表にまとめました。比較内容についても解説するので、難しく感じる部分があっても安心してください。

比較一覧表

メーカー
型番
象印
EE-DD50
三菱重工※1
SHE60
山善
KSF-S34
BEAR-S34
山善
EKS-V3
スリーアップ
ST-T2370
ST-AZ0670
最大加湿量480 mL/h600 mL/h550 mL/h 600 mL/h600 mL/h
タンク容量約4.0 L約4.0 L約3.4 L約3.0L約3.0 L
連続運転(計算)※28.3h6.7 h6.2 h5.0 h5.0 h
方式スチームスチームファン蒸発スチームスチームスチーム
加湿の目安(木造)8畳10畳9畳10畳10畳
湿度制御レベル控えめ
標準
しっかり
おまかせ
40%~65%
(5%刻み)
うるおい
快適
エコ
50%
60%
70%
おまかせ
うるおい
40%~75%
(5%刻み)

センサー
湿度
室温
湿度
室温
温度
湿度

温度
湿度

湿度

チャイルドロックありありありありあり
ふた開閉ロックありなしありありなし
転倒湯漏れ防止ありなしありありなし
プラグマグネットマグネットマグネットマグネットマグネット
入タイマー4・6・8(h)なしなしなし1~9(h)
(1h刻み)
切タイマー1・2・4(h)2・4(h)1~6(h)
(1h刻み)
1~6(h)
(1h刻み)
1~9(h)
(1h刻み)
空焚き防止ありありありありあり
参考価格※321,480円28,000円13,300円11,880円14,100円

※1 三菱重工サーマルシステムズ

※2 タンク容量を最大加湿量で割った数値

※3 2025年12月19日調べ

注意 表は正確な情報であることを心がけていますが、情報の正確性は保証できないことをご了承ください。

一覧表の解説

最大加湿量

 加湿器の加湿量が最大になるように設定して1時間動かしたときに、空気中の水分が増える量を表しています。

 例えば、480 mL/hの場合は、1時間で480 mLの水分が空気中の水分に加わることになります。

 この数値が高いほど、普段使用している相対湿度(%)が上がりやすくなります。

 仕様では、三菱重工のSHE60、山善のEKS-V3、スリーアップのST-T2370が 600mL/hと高い値になっています。

タンク容量

 加湿器に水を溜めておける量です。

連続運転(計算)

 この項目はこのサイト独自で計算した値なので、参考値です。

 最大加湿力とタンク容量の仕様から、最大の加湿力で何時間使用し続けられるかを表しています。

 算出方法はタンク容量を最大加湿量で割ることで導いています。1 Lは1000 mLであることに注意してください。

 例えば、象印のEE-DD50は8時間あるので、最大出力に設定しても、寝ている間に水の継ぎ足しをしないで使用し続けられます。

 湿度制御を設定すると、最大加湿量で運転し続けるわけではないので、この時間以上に使用することができます。

方式

 今回は「スチーム式」の加湿器について紹介していますが、三菱重工のSHE60は基本的な「スチーム式」とは少し違った仕組みをしています。

 詳細はSHE60の特徴を解説する章で紹介しますが、より早く、より省エネで加湿することができます。

加湿の目安(木造)

 木造の住宅で使用したときに、十分に加湿できると考えられる部屋の広さです。

 使用したい部屋の広さと比較して、参考にしてみてください。

湿度制御レベル

 過ごしやすい環境の湿度になるように、加湿量をコントロールする機能があるのですが、そのレベルが何段階あるかを記載しています。

 目標となる湿度を指定するタイプと、自動で湿度の目標を設定するタイプがあります。

センサー

 湿度制御を行うために、環境の計測を行う装置です。

 湿度の目標を設定する湿度制御をする場合は、設定された湿度と湿度センサーで計測された湿度を比較して加湿量を調整します。

 自動で湿度の目標を設定する場合は、センサーで計測した値を基に湿度を制御します。センサーの種類が多いほど緻密な制御をすることができます。

 湿度センサーのみの場合は、単純に加湿器に設定されている目標とする湿度と、センサーで計測された湿度を比較して加湿量を調整します。

 湿度センサーと温度センサーを併用している場合は、温度に応じて目標とする湿度を変えることで、より快適な環境にすることができます。

 三菱重工のSHE60は、湿度センサーと温度センサーに加えて、加熱状況も計測しています。状況に応じてなめらかに加湿量を調整することができます。

チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯漏れ防止・プラグ

 これらは安全に関わる項目です。

 「チャイルドロック」はボタンの操作ができないようにする機能で、意図しない運転をしないようにすることができます。

 「ふた開閉ロック」はふたが簡単に外れないように固定する機能で、加湿器が転倒してしまっても中の水や熱湯がこぼれにくくなります。

 「転倒湯漏れ防止」ふたの隙間をなくす仕組みで、加湿器が転倒してしまっても中の水や熱湯がこぼれにくくなります。

 スチーム式加湿器の仕組み上、使用時は中の水が100℃程度になっているため、中の水がこぼれないことは安全上重要な項目です。

 「プラグ」は給電するコードがどのように接続されるのかを示しています。すべての加湿器はマグネットで接続されているため、コードに引っかかったときにプラグが外れやすく、加湿器が転倒しにくくなります。

入タイマー

 加湿器の運転を予約する機能です。

 スチーム式の加湿器は加湿が始まるまでに30分程の時間がかかるので、入タイマーを設定することで、起床時などの必要なタイミングで加湿をすることができます。

切タイマー

 加湿器の運転停止を予約する機能です。

 就寝時など自分では操作できないタイミングでも、加湿器の運転を停止することができます。

空焚き防止

 タンクが空になると加湿運転をやめる機能です。

 スチーム式の加湿器はヒーターで温めて加湿をしているため、水が無くなると加湿器自体の温度がどんどん上がってしまい、火災などの事故につながる可能性があります。

 そのため、今回ご紹介する加湿器にはすべての機種で空焚き防止の機能がついていることを確認しています。

それぞれのスチーム式加湿器の特徴を紹介

 それでは、比較表では触れていない特徴も踏まえて、各機種について紹介して行きます。

象印 / EE-DD50

  • グレー

 象印といえば、炊飯ジャーや電気ケトルなどで有名なメーカーです。この加湿器にも家電で培われた技術が詰め込まれています。

 一般的に、スチーム式の加湿器は水を沸騰させて加湿しているので、高温の蒸気が発生します。小さなお子さんなどがいる家庭は安全面に配慮する必要があります。

 しかし、この加湿器は蒸気を65℃まで下げてから放出するので、やけどなどの危険性が低くなっています。

 さらに、もし加湿器が転倒しても中の水がこぼれにくい「転倒湯漏れ防止構造」になっており、電源も自動で切れます。

 このように、安全面への徹底的な配慮が見られます。

 メンテナンス性にも配慮されており、クエン酸モード広口で中まで手が届きやすい設計など、面倒なメンテナンスも簡単にできるように設計されています。

 フィルターを使用していないので、交換などの管理が必要ありません。

 センサーで湿度と温度の両方を計測しており、温度情報から快適な湿度を設定しています。

 スチーム式なので加湿を始めるまでに時間がかかりますが入タイマーを使用することで、起床時や帰宅時など必要なタイミングで加湿を始めることができます

 また、スチーム式の加湿器を使用すると、水が沸騰して「ぼこぼこ」と音が鳴るのが気になることがあるのですが、「湯沸かし音セーブモード」という機能も用意されています。

安全性やメンテナンス性に配慮された使いやすい加湿器です。

三菱重工サーマルシステムズ / SHE60

 三菱重工業サーマルシステムズは三菱重工業から冷熱事業を継承しているメーカーです。

 普段はあまり聞きなじみがないかもしれませんが、業務用の冷暖房や冷凍機、カーエアコンまでを手掛けており、三菱重工グループの高い技術力があります。

 この加湿器の特徴は、一般的なスチーム式ではなく「スチームファン蒸発式」という独自の仕組みで加湿をしていることです。

 一般的なスチーム式は、タンク内のすべての水を沸騰させて加湿しているのですが、スチームファン蒸発式は、蒸発布で吸い上げた少量の水を加熱し続けることで加湿をしています。

スチームファン式のイメージ図
スチームファン式のイメージ

 そのため下記のメリットとデメリットがあります。

メリット
  • タンクの水を沸騰させる必要がないので、素早く加湿を始められる。
  • タンクの水は常温なので、もし倒してしまっても火傷のリスクが低い。
  • 必要な水分のみを加熱するので、省エネです。
デメリット
  • 蒸発布や吸気口などのメンテナンスが必要になる。

 蒸発布の管理がしやすいように交換時期をお知らせしてくれる機能があるので、使用期間などを把握しておく必要はありません。

カルキは蒸発布に付着するので、カルキの掃除を楽にする効果もあります。

 蒸発布などの管理さえしてしまえば、素早く・効率的に加湿をすることができる仕組みになっています。

 安全面に配慮されており、蒸気を55℃まで下げてから放出しているので、やけどなどの危険性が低くなっています。

 湿度制御にこだわりがあり、温度・湿度のデュアルセンサーで環境を測定して湿度の目標値を決め、加湿器内の温度センサーの計測値からインバーター制御で緻密な加湿制御をしています。

 スチームファン蒸発式という仕組みとセンサーの組み合わせで、省エネで効率的な加湿を行える加湿器です。

山善 / KSF-S34、BEAR-S34

 この加湿器は、象印のEE-DD50や三菱重工のSHE60と比べると、手に取りやすい価格帯になっているのですが、リンクに表示されている画像からわかるように「おしゃれ」な外観をしています。

 このデザインは、レッド・ドットデザイン賞最優秀賞などの経歴がある「カロッツェリア・カワイ」と協業した、こだわりのデザインになっています。

 安全性にも配慮されており、もし加湿器を倒してしまっても、象印のEE-DD50と同様に「転倒流水防止構造」によって水がこぼれにくくなっています

 メンテナンス性も考慮されており、炊飯器のようにタンクを取り外して洗うことができます。

 この加湿器は、商流によって製品名が「KSF-S34」と「BEAR-S34」の2種類に設定されています。

安価でおしゃれでメンテナンスもしやすく、バランスの良い加湿器です。

山善 / EKS-V3

 この加湿器は、今回ご紹介する加湿器の中で最も安価でありながら、加湿能力が600 mL/hとパワフルです。

 安全性にも配慮されており、もし加湿器を倒してしまっても、象印のEE-DD50と同様に「転倒流水防止構造」によって水がこぼれにくく、さらに電源も自動でOFFになります。 

 操作部は押しボタンと湿度表示のディスプレイで構成されているので、直感的にわかりやすくなっています。

シンプルで使いやすい加湿器です。

スリーアップ / ST-AZ0670、ST-T2370

 タイマー機能が充実しており、入りタイマー・切タイマーがともに9時間まで1時間間隔で設定できます。

 例えば、出勤する朝8時に入タイマーを9時間に設定しておけば、17時に加湿器が動き出して、18時に帰宅することには部屋が加湿されている。というような使い方もできます。

 湿度制御が40%~75%の間で5%刻みで設定できるので、細かく設定することができます。

 メンテナンス性に配慮されており、クエン酸洗浄モードがあるので、ワンタッチで加湿器を清潔に保つことができます。

 安全性にも配慮されており、もし加湿器を倒してしまっても電源が自動でOFFになる機能があります。象印のEE-DD50のような「転倒湯漏れ防止」の構造はついていません。 

 この加湿器は、商流によって製品名が「ST-AZ0670」と「ST-T2370」の2種類に設定されています。

湿度制御とタイマー設定の自由度が高い加湿器です。

まとめ

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 おすすめのスチーム式の加湿器5機種を紹介しました。

メーカー機種一言メモ
象印EE-DD50安全性もメンテナンス性も最大限の配慮
三菱重工SHE60始動の速さと緻密な湿度制御
山善KSF-S34どこに置いても馴染むおしゃれなデザイン
山善EKS-V3しっかり加湿とシンプルデザイン
スリーアップST-AZ0670タイマーや湿度設定でにカスタマイズ

 気になった加湿器があれば、リンクをチェックしてみてください。

 スチーム式は仕組み上、どうしてもカルキが固まりやすくなってしまします。定期的にメンテナンスを行うことで長く使用することができます。

 衛生的なスチーム式加湿器で乾燥する季節の感染症や肌荒れの対策をしましょう。

 この記事が、あなたにピッタリの加湿器を探すお手伝いができればうれしいです。

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