加湿器(MUH-NW09)を実際に使ったレビュー

購入品紹介

はじめに

 タワー型の超音波式加湿器(型番:MUH-NW09/メーカー:Yutogen)を購入したのでレビューします。下記に簡単にまとめます。

 実際に加湿性能を計測すると820 mL/hほどあり、加湿性能は高かったです。20帖ほどの部屋でも十分加湿されていると感じています。一方で、ポンプで水を吸い上げる仕組みのようで、定期的にポンプの作動音がすることが気になる人がいるかもしれません。また、ふたを開けて上から給水することもできるのですが、一度に大量の水を入れることができないため、タンク容量に対して上部からの給水が不便に感じました。この給水に関しては、タンク部分を持ち運んで給水すればあまり不便は感じません。僕はこの加湿器に大変満足しています。

 写真は取り外し可能なノズルをつけています。ノズルは2種類あります。

加湿量

  加湿器を購入した際に750 mL/hという表記を見て買った記憶があったのですが、購入したAmazonのサイトを見てみても見つけられませんでした。また、取扱説明書にも記載されていませんでした。

 実際に計測をしてみた結果、820 mL/hの加湿性能がありました。計測の詳細は後程記載します。

 加湿量最大で加熱したときの様子です。

 

 加湿性能の計測結果からいろいろ計算をしてみようと思ったのですが、住居は換気をしており、考えると計算が難しくなるため、ダイニチ工業株式会社さんのサイトを参考にしました。

必要加湿量計算フォーム | 加湿器 | 製品情報 | ダイニチ工業株式会社
お部屋をうるおすために必要な加湿量を計算することができます。お部屋の床面積、天井高や住宅構造によって、適度な湿度にするために必要な加湿量が異なります。部屋にピッタリの加湿器選びの参考にご利用ください。

 こちらによると、詳細は省きますが、19帖の部屋でも十分な加湿性能です。我が家のリビングは20帖ですが、50%程度を維持しています。加湿器の中でも加湿量は多いほうかと思います。

 計測についてですが、噴霧量を3段階の最大にし、加熱ミストをONにした状態で1時間運転しました。運転の前後でタンク内の水がどれだけ減るかをはかりで計測しました。(1g=1mLとしました。)給水はタンク内の水がなくなり、自動で電源が切れたタイミングで行っています。

※結果は計測値ですので、環境条件によって変わる可能性があります。

給水

 給水は上のふたを開けて給水する方法と

 本体部分を外してタンクに直接入れる方法があります。

 上のふたを開けて給水する方法だとふたを開けるだけなので気軽に給水をすることができます。ただ、水の流れが少し悪く、給水する流量を調整する必要があります。また、タンクは9 Lあるので給水に時間がかかります。

 タンクに直接給水する方法だと本体を外す手間があります。このとき、本体部分に水が入っているので本体部分から漏れて少し床が濡れるのが気になります。タオルなどを敷いたほうが良いかと思います。ただ、直接タンクに給水できるので、流量を気にすることなくじゃぶじゃぶ入れられます。持ち運びも大変ですが、個人的にはタンクに直接給水する法をおすすめします。

その他仕様

 この製品はタンクから本体部分へ管が通っていて、ポンプで吸い上げる仕組みになっています。そのため、本体部分の水がなくなるたびにポンプが動いて作動音が少しします。特別うるさいわけではないのですが、気にしていなくてもポンプが動いたことには気づくような大きさです。

 加熱ミストを使用すると本体内で40℃~55℃に加熱します。噴出口の温度は結構温かいですが、やけどはしない程度かと思います。(ノズル使用時)

 湿度設定できるので、設定すると自動で噴出をON/OFFしてくれます。噴出量はコントロールされずに、常に指定したレベルで噴出します。湿度計は本体と別にあり、コードについています。

 電源をOFFにするとすべての設定は初期化されるようで、電源投入のたびに噴霧量の指定や湿度設定などをする必要があります。タンク内の水がすべて無くなったときにも電源はOFFになります。

 その他、UV除菌やLEDライトの機能もありますが、基本的に使用していないのでレビューは控えます。

製造会社

 Yutogenに聞きなじみがなかったので調べてみたのですが詳しくはわかりませんでした。他の製品を見てみると、爪切りセットや使い捨てのタオルを製造しているようです。加湿器の取扱説明書に、原産国は中国と記載してあります。

おわりに

 噴霧量が多く、大容量タンクの超音波式加湿器をお探しの方にはお勧めできる製品化と思います。

 僕のレビューがご参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました