ぱん食い競争協会を知っていますか?ルールやコツを確認!

雑記
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この記事について

みなさんは、ぱん食い競争をしたことがあるでしょうか。運動会などで行う種目ですが、ぱん食い競争の協会をという団体があるんです。しかも、会長は元陸上選手として活躍した為末大氏です。

 先日ラジオ(TBSラジオ/安住紳一郎の日曜天国)を聴いていると、ぱん食い競争協会主催のぱん食い競争会について中継レポートしていました。

 僕は学生時代に400 mハードルをしており、当時の為末選手は偉大なる人物でした。その為末氏が活動している団体ということで興味を持ちました。

 そこで、ぱん食い競争協会についてまとめました。

ぱん食い競争協会

ぱん食い競走協会は、スポーツぱんシップに則り、楽しいぱん食い競走文化を広め、 幸福を世界に広げ、ぱんを通じて世界と繋がり、世界平和を実現するために設立する。引用:日本ぱん食い競争協会ウェブサイト

 ぱん食い競争協会は会長を為末氏、副会長を木村氏が務めており、2024年4月4日に設立された団体です。この2人は飲み友達で、一緒に何かやろうということで立ち上げた団体だそうです。

 ウェブサイトでは「設立準備中」と記載があります。

ぱん食い競争会を開催している

 ぱん食い競争協会では、実際にぱん食い競争会を開催しています。4月6日には、昨年に引き続き”第2回ぱん食い競争”が東京で行われています。

 そのほかにも、さまざまなイベントでぱん食い競争を開催しています。東京だけでなく、広島や山形でも活動しています。

会長:為末大 氏

 ぱん食い競争協会の会長は元陸上選手の為末氏が務めています。

 為末氏は400 mハードルの日本記録保持者で、世界陸上では銅メダルを獲得しています。特に2005年のヘルシンキで開催された世界陸上の決勝での走りは有名です。

 為末氏は走ることを論理的に考えており、走ることに向き合っていた選手です。僕は高校生の時に為末氏の「日本人の足を速くする」という本を読み感銘を受けました。

 農耕民族は骨格がハードルに向いていることが書いてあったり、走力を上げるために400 mに専念したことが書いてあったりと、走ることと向き合いたい人にはピッタリの一冊だと思います。

副会長:木村光伯 氏

 ぱん食い競争協会の副会長は木村屋総總本店7代目社長の木村氏が務めています。 

 木村屋総總本店は明治2年創業の老舗の会社です。傘下の銀座木村屋はあんぱんが有名で、明治天皇に献上されたこともあります。

ぱん食い競争会のルール

 ぱん食い競争協会では、ぱん食い競争の公式ルールを定めています。イベントごとに異なるルールで行われていたぱん食い競争に公式ルールを定めたのは面白いですね。

 主なルールは下記です。詳しくはぱん食い競争協会ウェブサイトをご覧ください。

  • コースは全長30mの直線で15m付近に”ぱん食い台”が設置されている。
  • ぱん食い台は参加者に合わせて高さが調整される。
  • ぱんの重量は50g以上100g以下とする。
  • トルソー部分が最も先にゴールラインを越えたものから順位をつける。
  • ぱんをくわえずにゴールした場合、ゴールを無効とする。

 ぱんは袋詰めされたものを使用します。また、ぱんを固定する洗濯ばさみは協会認定の洗濯ばさみを使用します。はさむ強さが決められているそうです。

 ぱん食い競争協会で使用するぱんは、銀座木村屋のぱんが使用されています。

ぱん食い競争会のコツ

 ラジオでぱん食い競争のコツが紹介されていたのでまとめます。

  • ぱんが包まれている袋の四隅をくわえることが大事です。
  • 一口目でミスをしてしまうとぱんが揺れてしまい、くわえにくくなります。一口目で確実に加えることが大事です。
  • もし、一口目でくわえられなかった場合は、焦らずにもう一度挑戦してください。焦って失敗を繰り返すと周囲の目が気になり、くわえるのが難しくなります。

 走力はあまり関係なく、ぱんをくわえられるかが勝負を決めます。早い人は一口目でくわえられますが、中には30秒ほどかけてくわえる人もいるそうです。運の要素がおおきいので、普段の徒競走とは違う順位となることも楽しみのひとつです。

 また、”スポーツぱんシップ”として、一度くわえたぱんは食べきることが宣言されており、最も強いのはぱんを分け与えるものとも宣言されています。勝負は勝負として楽しみ、そのあとにぱんをおいしく食べることもぱん食い競争の醍醐味ではないでしょうか。

まとめ

 最後まで読んでいただきありがとうございます。ぱん食い競争協会についてまとめました。2024年に設立されたばっかりの団体で、おもしろい試みだと思いますので、今後の活動が楽しみです。

 僕は子供のころにぱん食い競争に参加してからはしたことはないのですが、楽しそうだと思いました。同じ感想を持った方もいらっしゃると思います。

 また、ハードルという障害競技を極めていた為末氏が、ぱん食い競争という競技について活動していることも感慨深いです。

 みなさんもぱん食い競争への参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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