2024年に今の家に引っ越してきてから1年以上たちました。実際に住んでみて感じたことについてお伝えします。
- 注文住宅に興味がある人
- 注文住宅、建売やマンションのどれに住もうか迷っている人
家を建ててよかった点
安心して生活できる場所が確保された
家という絶対的な住空間が確保されたという安心感があります。
年を取ると、新しく賃貸物件と契約できなくなることがあります。今後、人口が減っていくと年を取った人でも受け入れていく可能性が高いですが、現時点ではそういう現実があることも確かです。
また、賃貸で気に入った物件に暮らしていても、賃貸の経営状況やオーナーの都合などによって引っ越しをせざるを得ないことも考えられます。
家を購入すれば、他人の都合で住環境を失うことがないので、腰を据えて安心して生活することができます。
家を購入することによって老後までの住環境を確保することができます。
ライフスタイルに合った空間で生活できるようになった
収納が増えてきれいな環境で生活できるようになった
僕たち夫婦が賃貸に住んでいた時には収納が足りず、家をきれいに保つことが難しく感じていました。
家を建てる際には収納にこだわって打ち合わせを行いました。その結果、収納が充実した家になり、家をきれいに保つ難易度がぐっと減りました。
環境がきれいだと気持ちよく生活が送れます。
子育てをしやすい
小さい子供がいる場合、下記のように周囲に住んでいる方へ配慮が必要になります。
- ドタバタすると下の階の人に迷惑がかかるかもしれない。
- 泣いていると隣の人に迷惑がかかるかもしれない。
一軒家だと、家と家の間に外の空気が挟まることで生活騒音を抑えることができます。そうすると夜でも下記のことが行いやすくなるという利点もあります。
- 夜に子供が食器を割っても掃除機で処理できる。
- 体操服をすぐに洗わないといけなくなっても洗濯機が使用できる。
子供が同じ空間で生活でき、独り立ちしても帰ってくる環境があると感じることにもつながります。
実際には僕たち夫婦には子供がいないのですが、将来子供を育てることを考えていることも家を購入した理由のひとつです。
生活の動線を考えられる
人それぞれ価値観は様々だと思います。家族団らんで過ごしたい人もいれば、各自で過ごす時間を大切にしたいという人もいると思います。
家を建てる場合は家族のライフスタイルをに合う家を作ることができます。例えば下記です。
- 家族のつながりを大事にしたいからリビング階段にする。
- 各自の時間が大事だから子供部屋を大きくする
家族が気持ちよく暮らせる住環境というのも大事です。
ライフスタイルに合わせて家を設計することで快適な住環境で過ごすことができます。
設備をそろえることで家事が楽になった
家を建てることのメリットとして、設備をそろえることがあります。キッチンやお風呂などを好みのものにできます。
特に、家事の手助けとなる設備が導入できたことが僕たちには大きかったです。特に気に入っている2つの設備をご紹介します。
食洗機

正直、実際に食洗器を使用するまでは下記の理由から便利さを理解していませんでした。
- 予洗いをしないといけない。
- 手洗いほどきれいにならないのではないか。
実際に使用してみると、予洗いは簡単に行えばよく、汚れもきれいに落ちていたので、皿洗いに使っていた時間が大幅に短縮されています。コップなどは汚れが多少残り洗いなおすこともありますが、洗い終わった後の食洗器を開けるのが楽しみになるくらいです。
ビルドインの食洗機であれば置き場所に困らずに多くの食器が入れられるので、導入してよかったと感じています。
後付けの食洗機も多く発売されていますが、ビルドインの製品を導入するのはハードルが高いです。家を建てるタイミングやリフォームするタイミングだと導入しやすいです。
ガス衣類乾燥機(乾太くん)

ガスを使用する衣類乾燥機の乾太くん(リンナイ)を設置しています。
1時間ほどでカラッと乾くので、その間に洗濯機を回すことで連続して洗濯物を処理することができます。
ガス衣類乾燥機はガス栓を用意する必要があるので、後付けの場合はガス管を引っ張る工事も必要になってしまいます。
家を建てるタイミングだからこそ導入しやすい設備です。
家を建てるタイミングで設備をそろえることで家事にかかる時間を短くして、楽にすることができます。
家を建てることのデメリット
家を購入するので一番のデメリットは資産が減ることです。そのほかのデメリットについてご紹介します。
生活拠点が決まってしまう
家を購入するのでどうしても生活拠点が決まってしまいます。そうすると下記リスクがあります。
- 転勤すると住み続けられなくなるリスクがある。
- 転職する場合は地域が勤務地に縛られる。
- 家を離れる場合に人に貸すと住宅ローンは使用できなくなり、ローンが増える。
僕も転職を検討した際には勤務地ありきで進めることになったので、生活拠点が定まることのリスクは感じています。
災害によるリスク
住宅を購入するため、災害などによって被害を受けると建物分の資産が一度になくなってしまうことになります。
火災保険には入っていても失うものは多くなります。
家が建つまでに手間、時間、お金がかかる
注文住宅の一番のメリットといえば、その名の通りオーダーメイドの家を作ることができることです。間取りはもちろん決められますし、壁紙、照明、備品と好みの家にすることができます。
逆に言うとすべてを決めないといけません。点検口の場所や巾木の色など細部まで決めていきます。
毎週のようにハウスメーカーに通い、家では決めないといけない宿題について悩むという期間が続きます。
僕は家を建てるために活動していた期間は、それだけで”いっぱいいっぱい”になってしまい、お出かけなどはほぼしていませんでした。
家を購入すると大きな有形資産を所有することになります。転勤などのリスクを考慮しておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
注文住宅を建てることについてよかった点とデメリットについてご紹介しました。
- 老後も含めて住環境が確保される。
- ライフスタイルに合った家で生活できる。
- 設備をそろえることで家事の手間が省けたり時間が短縮できた。
- 生活拠点が固定されてしまうため転勤や転職のリスクがある。
- 有形資産となるので災害によるリスクがある。
- 建てるまでが大変。
僕は今の家での生活が気に入っているので、注文住宅を建ててよかったと思っています。
この記事がみなさんの参考になればうれしいです。
僕が家を建てるときに利用した住まいの窓口のレビューもしているので、よかったらご覧ください。
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